高円寺てら子屋プレオープン|筆ペン教室体験レポート

本日は第1回目。
賑やかに、けれど心地よい緊張感の中でのスタートです。

体験会の様子。添削風景

「裏から見てください」

体験レッスンの課題は、氏名と住所。

みなさん、筆ペンやボールペンを手に取り一斉に机に向かいます。あちこちから小さなうめき声とため息。

体験会の様子。筆ペンの練習

私の悩みは、どうしても右上がりになってしまう自分の名前。しかも画数が少なく、シンプルすぎるがゆえのアンバランス。子どもの頃から名前を書くのが苦手でした。

すると、講師の渡部先生に「裏から見てください」とうながされ、おそるおそる用紙を裏返します。

裏側から見た筆文字。数字の「一」

見慣れた右上がりの文字…とは比べ物にならないほど傾いた自分の名前が…。
こんなに傾いているなんて…。

「何本も引いて、そのうちの一本でも、良い線を見つけてください」と、先生からやさしい励ましをいただき、再挑戦。


迷いを消して、

余計な考えを捨て、

真横にスッと筆を送る。


今度はどうでしょうか。

実際に書いた筆文字。数字の「一」

オレンジ色の墨は先生のお手本。一本の線ですが、始まりから終わりまでを三段階に分けて考えるそうです。

左上から45度で切り込む「入筆(にゅうひつ)」と、終わりの「収筆(しゅうひつ)」。
初めて聞く言葉です。

それから、その間をつなぐ「送筆(そうひつ)」。ここでは力を抜き、一気に筆の速度を上げます。

ただ線を引くってこんなにも面白い…。

「墨の量は同じです」

添削の合間、渡部先生のお話。

「一つの文字を書くのに使った墨を、もしも一文字ずつスポイトで吸い取って、計りにかけることが出来たとすると、すべての文字で墨の量が同じになるように心掛けてください」。

墨量(ぼくりょう)」と呼ばれるそうです。文字の美しさには、形の良さだけではなく、インク(墨)の重さも含まれるなんて、想像したこともない繊細なイメージでした。

漢字の成り立ちや歴史にも触れながら、自分の手元だけに集中する時間は、あっという間。

高円寺てら子屋のペン習字講座は、毎月3回・木曜日に開講しています。

体験会の様子。添削風景

普段はパソコンスクール講師の私も、みなさんと一緒に生徒として参加中。
無料体験レッスンのお申込みも受付中です。